最近の投げ銭ライブ配信に使われるWebRTCとはなにか
皆さんはWebRTCという言葉をご存じでしょうか。「よく耳にするけれど、何のことかは良く分からない」といった方もよくおられると思います。今回はそんなWebRTCが何かをご紹介します。
目次
1. WebRTCはなんの略称?
2. 簡単にどんな技術なの?
3. WebRTCの歴史
4. WebRTCの魅力
5. 実際何でよく使われているの?
6. P2Pの技術には注意が必要
7. じゃあどうやってWebRTCの技術をうまく使うことができるの?
8. webRTC機能搭載のソフトならOY Live
9. まとめ
WebRTCはなんの略称?
『WebRTC』とは『Web Real Time Communication』の略称で、スマートフォンやPCなどの端末同時でリアルタイムコミュニケーションがとれるということを意味します。
そもそもWebRTCは機能そのものの名称を差し、現在ではGooleやTwitterが機能をサポートしています。
簡単にどんな技術なの?
ウェブブラウザ同士でリアルタイムに映像、音声等を送受信できます。
映像、音声のメディアデータはサーバーを介さず利用者のブラウザ同士で直接通信することができ、コミュニケーションを即時にとることができます。従来のリアルタイム通信技術では、SIP(Seesion Initiation Protocol) などのプロトコルに応じた端末を用意することで通信が実現できていましたが、WebRTCでは必要ありません。API(アプリを構築する際に使われるツール)の経由をシンプルにしているため、ウェブブラウザだけで通信ができることも利点です。
WebRTCの歴史
従来はAdobeが開発したRTMPプロトコル(Flashがサポート)という通信機能がブラウザ間の通信負担を軽減するとしてよく使われていました。こちらもWebRTCと同様、情報をリアルタイムで伝達することが可能でした。弊社でも、2000年ごろからFlashタイプのライブ配信システムの構築、運用をしていました。
しかし、2020年度末にFlashは終了してしまいます。
そこで新たに注目されているのが『WebRTC』という機能なのです。
WebRTCの魅力
WebRTCの魅力と言えば、オープンな技術であるということです。
「LINE」や「Skype」 は開発企業によって独占される規格とは違い、様々なWebRTCで採用されています。
実際何でよく使われているの?
WebRTCはライブ配信やオンライン会議でよく使われています。
『WebRTC』ではカメラ/マイクの情報取得、ビデオ/オーディオの録画/録音、スクリーンの映像取得、音声/映像データの圧縮、シグナリングのための規格が主な規格であるためリアルタイムが重要なシーンにはもってこいです。実際にライブ配信サイトでもよく使われています。
ただ次の項目でお話するP2Pという要素には注意が必要です。
P2Pの技術には注意が必要
『P2P』とはPeer to Peerの略称で、『複数の端末同士でサーバーを介さずに通信を行う方式』という意味です。
しかしここでの問題点は、最大4人程度でしかリアルタイムで情報伝達ができないというところです。
通信量が重くなってしまうからです。
じゃあどうやってWebRTCの技術をうまく使うことができるの?
WebRTCの技術を、人数制限なく活用したい。といった場合には、WebRTCを効率的に管理するサーバーシステム技術が必要です。つまり、高度な技術をもつシステムを拠点にしてリアルタイムコミュニケーションを行う必要があります。
WebRTC機能搭載のソフトならOY Live
ストレスなくリアルタイムコミュニケーションをとりたい。といった方にお勧めなのが、『OY Live』(おーわいらいぶ)です。
『OY Live』ではWebRTCの効果を発揮する条件が揃っているので、ストレスなくオンラインリアルタイムコミュニケーションをとることができます。
投げ銭、デジタルギフト機能を備えたライブ配信システムも搭載しており、収益化を目的としたオンラインファンクラブ、オンラインサロンなどでもご利用が可能です。
また、パッケージソフトウェアの提供をしているので、何を収益対応にするかなどの管理も柔軟に行うことができます。
まとめ
いかがだったでしょうか。少しでもWebRTCについて知っていただくことができたら幸いです。
今回ご紹介したOY Liveのページはこちらです。
分からないことがありましたら、お気軽にご相談ください。
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