ライブ配信の運用事例『オンライン撮影会』とは

お知らせ

撮影会と聞くと、どんなイメージを想像しますか?モデルさんがいてその周りに撮影機材がたくさんあり、ポージングを細かく変えては何十枚と写真を撮るイメージを思い浮かべる人もいるのではないでしょうか。
では、タイトルにある『オンライン撮影会』というのはどういったものなのでしょうか。
今回も楽しく解説していこうと思います。

前回の記事では『オンラインサロン』についても解説しておりますので、詳しく知りたい方はぜひこちらもご覧ください。↓↓↓

目次

1. オンライン撮影会とは
2.カメラマン同士が撮った写真をオンライン上でシェア
3.スクリーンショットを利用してオンライン撮影会
4.スクショ撮影会が盛り上がりを見せている
5.まとめ

 

オンライン撮影会とは

オンライン撮影会とは、結論からいうと非対面で撮影会を開催することです。
ひとまとめにオンライン撮影会と言っても大きく2つのタイプで展開されているので、実際の例を挙げながら紹介していきます。

 

カメラマン同士が撮った写真をオンライン上でシェア

早速、一つ目の例は、実際にフォトスクールなどで実用されている例です。
プロ、アマチュア問わず写真を撮ったものをオンライン上の仲間とシェアするという撮影会です。
手順(フォトスクールの例)は、
① オンライン会議上で撮影のインストラクターが撮影テーマを発表し、撮影する際のアドバイスなどを事前にレクチャーする。
② 参加者に指定時間を設け、家の中のものや近所の風景などを各自で撮影してもらう。
③ 参加者が指定時間内に撮影した写真を選抜し、オンライン会議の画面に載せる。
④ インストラクターが載せられた写真の批評を行い、他の参加者も一斉にアドバイスや載せられた写真を視聴することができる。
⑤ 参加者同士でも感想を述べ合うなどする。

この撮影会の利点は、対面では難しいものをオンライン上でさらに見やすくしているという点です。
対面型(非オンライン)でそれぞれの写真を共有しようとしたら、まず写真データをプリントアウトし壁に貼り、そこにインストラクターが立ち批評を行うスタイルになるでしょう。
しかし、オンラインではプリントアウトを一切せずにオンライン会議の画面に画像を張り付ければよいのです。こうして対面型では寄らないと小さくて見れない写真も、ストレスなく自分のPC上で見ることができたり、ボリューム調節でインストラクターの話に集中することもできるのです。

そして、データをまとめれば、批評が終わった後に双方でダウンロードすることもできるので、オンラインの良さを存分に使うことができる撮影会と言えます。

上記のスクール例では、実際に会員制のものがあります。
オンライン撮影会のイベント参加費を設ける場合、非会員は通常料金で、会員は半額で参加できるようにルールを設けておくことで、会員にとって参加費免除という特典も生み出せるイベントでもあります。

 

スクリーンショットを利用してオンライン撮影会

二つ目の例は、端末の機能『スクリーンショット』を活用した例です。
もともとスクリーンショットとは、端末に映る静止画、動画関係なく、保存したい瞬間を撮ることができる機能のことを言います。端末から外の世界を撮影する一般のカメラ機能とは違って、画面そのものの内容を撮る際に使われます。

ライブ配信でも広く知られているスクショ

オンライン撮影会以外のシーンでもスクリーンショット(通称スクショ)は広まっており、特にライブ配信上で配信者が『今からスクショタイムです』と言って、配信の最後の締めとしてポージングを撮り(と言っても全身ではなく、ピースや変顔などが多い)、視聴者がスクショをすることが今でも一般的です。
スクショを視聴者にさせることで、スクショした画像がツイッターなどで拡散したファンからまた違う人の目に映ることができるので、知名度を上げることにも応用できます。

スクリーンショットを活用したオンライン撮影会とは

では、スクリーンショットを活用したオンライン撮影会とはどのようなものなのでしょうか。

これは、タレント事務所などの運営者がファンに向けて開催する例があります。手順としては、
① 撮影会サイト内で決まったモデルが撮影会のイベント日を設ける。
② その日に備え、モデルのファンなどが参加費を事前に支払う。
③ 当日、定まった時間帯にライブ配信のような形でモデルがポージングをとり、カメラマンであるファンがスクリーンショットの機能を使って撮りたい瞬間を撮影。
④ してほしいポージングなどがあれば配信上のチャットなどでファンがコメントをし、承諾されれば、要望を応えてもらうことができる。
⑤ 撮影会終了後、運営側の規約に沿ってスクリーンショットをした画像を保存することができる。

上記の手順が大まかな例ですが、イメージとしてはライブ配信で一般に使われているスクショタイムの有料版といったようなものでしょうか。
ちなみに筆者が見たサイトでは、20分2500円でオンライン撮影会ができるものがありました。

個撮(個人撮影)とグル撮(グループ撮影)

好きなモデルが撮影できるオンライン撮影会の利点として、個撮というシステムがあります。監視役としてスタッフも同行していますが、基本的にカメラマンを1人から2人に規制して、モデルを撮影できます。ポージングの要望をコメントすればグループ撮影(モデル一人に対して複数人のカメラマン)よりも答えてくれる可能性が高まるでしょう。

 

スクショ(スクリーンショット)撮影会が盛り上がりを見せている

ここまで、オンライン撮影会の2つのパターンについてご紹介してきましたが、このコロナ禍において盛り上がっているのは2つめのスクショ撮影会と言えます。
オンライン撮影会ではカメラマンとモデルのスケジュール調整がしやすいせいか、多くのアマチュアモデルたちがインスタグラムなどで撮影会の募集をかけています。
また、撮影会でスクリーンショットした写真をリタッチしてより美しく編集を加え、インスタグラムで投稿しては、写真好きの仲間を集めている様子も見られました。
写真を撮るのが好きなカメラマンにとって、オンライン撮影会は欠かせないツールになっていくことでしょう。

 

まとめ

スクリーンショットに料金設定を設け、タレントやアイドル、モデルの運営材料になりつつあるオンライン撮影会。コロナ禍によって発展したツールで今後も表現の幅が広がりそうですね。

弊社ではオンライン撮影会も可能なソフトウェアOY Liveの提供を行っております。
運営者の方はぜひチェックしていただければと思います。

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