ライブ配信サイトによる投げ銭とはそもそも何か

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デジタルギフト、ギフティング、、、。いろいろな呼ばれ方がされているライブ配信についての投げ銭機能とは何か。何のためにどんなシステムで存在しているのかよく分からないといった方にお勧めの記事です。

目次

1.はじめに
2.投げ銭のシステム
3. 実際に運営側が投げ銭の送金をするわけではない
4. いろいろとややこしいけれど結局投げ銭とは何?
5. 投げ銭の在り方を運営側が発展させることもできる
6. ライブコマーズと投げ銭配信7. まとめ

はじめに

テレビの芸能人も多く利用しているライブ配信。リアルタイムであることや、コメントやコラボ通話などを介して、不特定多数の人と相応的なコミュニケーションがとれることが魅力になっています。
そんな中、投げ銭のシステムは配信を盛り上げ、配信者を支援するツールとしてとても重要です。では、投げ銭とはいったいどのようなものなのでしょうか。

 

投げ銭のシステム

 

好きな配信者のファンであれば、その人が喜ぶ感謝の気持ちを伝えたいですよね。
特におこずかいであったら、配信者に多い若手アーティストや若者にとっては生活に必要な要素になるためとても喜ばれるでしょう。
そんなチップ的な役割を果たすのが、ライブ配信における『投げ銭』なのです。
もちろん配信運営側の設定で、金銭だけではなくリアルギフトを投げ銭システムに加えることもできます。
リアルギフトとは、配信運営側が果物やお菓子などの商品を扱う企業と連携して視聴者が送った投げ銭ギフトをそれら商品と交換して配信者側に届けるギフトのことです。

 

実際に運営側が投げ銭の送金をするわけではない

ここで気をつけておきたいポイントとしては、運営者側が視聴者からもらった投げ銭を全額配信者に送金するわけではないということです。
オンライン上ではなく路上ミュージシャンの場合で投げ銭用の帽子が用意されていた場合は、全額がミュージシャンのポケットマネーにすることが可能ですが、オンライン上では運営者が間に挟んでくるのでそうはいきません。
また、単純に運営者側が視聴者から配信者で送金を行ってしまうと、資金決済法という法律に引っかかってしまう恐れもあります。なぜなら銀行以外の者が送金の役割をしているからです。
この法律について詳しくまとめた記事もございますので、よく知りたい方はこちらのリンクからどうぞ。

投げ銭ライブサイトがいかにして資金決済法を回避しているのか調べてみた

 

いろいろとややこしいけれど結局投げ銭とは何?

ひとまとめに投げ銭といっても各サイトによってシステムが微妙に違ったりと分かりにくい部分がある投げ銭についてまだよく分からないといった方も多いとおられます。
そんな方のために端的に定義付けするとすれば『投げ銭とは、視聴者から配信者へ一番わかりやすい方法で支援できるもの』と言えます。
直接全額が配信者に届くわけではありませんが、運営者が視聴者からいくらの投げ銭をもらったかによって与える利益を定めるため、やはりより多くの投げ銭がされているとその分配信者にも利益が分配されるのです。
そのため投げ銭は、配信者にとってその配信を収益化するための一番具体的な内容になっています。

 

投げ銭の在り方を運営側が発展させることもできる

上記の『投げ銭のシステム』という文章で例に挙げた『リアルギフト』のように、投げ銭は必ずしも金銭に限ったことではありません。
ある大手配信会社を例に挙げると、名産の果物を配信者にプレゼントできるようなイベントを行い、サイト内に果物のスタンプを作って、視聴者に購入をさせ、購入した視聴者が支持する配信者にリアルタイムでスタンプを送ることのできるシステムがなされていました。
そのスタンプが規定の量溜まると、実際に配信者のもとに名産の果物が届くシステムになっています。

このように金銭ではなく、運営者が連携した企業の商品をプレゼントする仕組みを作ることで、プレゼントのポイントを購入する視聴者の商品認知度向上にも繋がります。
例えるなら、プレゼントを贈るためにお店に入ったついでに自分も欲しい商品を見つけたので買おうか迷う。といった感覚に近いと思います。

『リアルギフト』に限らず投げ銭は、オンライン上で好きな配信者を視聴しながら、好きなタイミングで事前に購入しておいたポイントをスタンプといった形で消費することで、リアルタイムでポイントが届いた配信者は発信元のユーザー名とともに感謝の気持ちをリアルタイムで伝えることができるのです

 

ライブコマーズと投げ銭配信

『ライブコマーズ』という言葉をご存じですか?
これは、ライブ配信上で、配信者側が売り出したい商品を視聴者にライブでレビューすることで購入を促すことを意味します。
ライブ配信のリアルタイムという部分を生かして、商品のレビューを視聴している顧客がそのときに感じた疑問点などをその場で質問をし、返答をもらうことができます。
中国ではライブコマーズに特化したライブ配信サイトが存在しており、フォーマット化された質問に近い投稿は、AIが自動で答えてくれる機能が搭載されているほどです。

このようにこれからも広く認知されるであろう『ライブコマーズ』は、投げ銭機能とリンクすることもできます。
規定された金額の投げ銭ポイントを購入すれば、企業が提供する商品を視聴者のもとに提供できる設定にすればよいのです。投げ銭と言えば、視聴者側からの一方的な利益の提供をイメージしがちですが、視聴者にも投げ銭のノベルティーを提供するシステムがあれば、ライブ配信はより盛り上がっていくことでしょう。

想像がつきやすいように、ヨガ教室の配信運営者を例に挙げると、配信者に自社が作成したヨガの本相当額に値するポイントを購入させることで、支持するライブ配信者からリアルタイムで感謝のメッセージを受け取ることも可能ですし、あとから家にヨガの本が届くシステムを運営側が組み込めば、より継続的に配信者を支持しようという気持ちになることでしょう。

このように投げ銭の在り方は運営側で柔軟に変えることもできるのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
投げ銭について少しでも興味を持っていただければ幸いです。
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